Bvdub『Heartless』をフィジカルで購入!アンビエント・ドローンの魅力
ドラマティックで美しく、時にはノイズのような激しさも持つアンビエント~ドローンサウンドを生み出すBvdub。
これまでYouTubeやBandcamp、最近ではSpotifyなどのストリーミングで聴いていましたが、今回はついにCDで購入しました。やはり好きな音楽はフィジカルで持っておきたいものです。

なぜ『Heartless』を選んだのか?
Bvdubは非常にリリースペースが速く、作品数もかなり多いのですが、今回は『Heartless』を選択。
この作品は2018年、腎移植のため入院していた際に、睡眠用BGMとしてよく聴いていた一作です。
ノイジーな部分もありますが、幻想的で心地よいサウンドなので問題なく眠ることができましたし、不安の多い病院生活の中で、心の支えにもなってくれました。そうした背景もあり、個人的に思い入れのあるアルバムです。
また、森の中の雪道を俯瞰で切り取ったジャケットデザインも印象的です、美しい。
「俯瞰で撮影された森林・道」に惹かれる
私はこの「俯瞰で撮影された森林や道」の構図にとても弱いんです。
大好きな絵面で、映画などでこのカットが使われるとそれだけでテンションががってしまいます。
『Heartless』のジャケットもその要素を持っており、一目見た瞬間に惹かれました。
音楽だけでなく、視覚的な要素も含めて心に響く作品ですね。
『Heartless』のサウンドと特徴
『Heartless』には全8曲が収録されており、およそ80分間のビートレスな世界が広がっています。
幻想的なシンセのレイヤーが絡み合い、時には荒れ狂うようなノイズサウンドが響き渡る。Bvdubらしい世界観にただただ酔いしれるばかり。
各トラックのタイトルも特徴的で、
- Sleepless
- Nameless
- Flawless
といった具合に、**「~less」**で統一されています。
コンセプチュアルな作品なのは間違いないですが、詳しい背景についての情報は少なく、想像を巡らせる楽しみもありますね。
フィジカルで持つ喜び
長年ストリーミングで聴いていた作品を、こうしてCDという形で手に入れるのは、やはり格別な喜びがあります。
ジャケットを眺めながら聴くことで、また新たな発見や感覚が生まれるのもフィジカルならではの魅力。
Bvdubの作品はまだまだ気になるものが多いので、今後もコレクションを増やしていきたいと思います!

Bvdub / Heartless
リリース: 2017年9月15日
ジャンル: ダンス/エレクトロニック
レーベル: n5MD
1 Sleepless
2 Nameless
3 Flawless
4 Limitless
5 Faceless
6 Painless
7 Dreamless
8 Heartless