飼い猫が血栓塞栓症になってしまった話

そのほか、いろいろ

数匹の猫とくらいしています。

そのうち推定14歳のメスが血栓塞栓症になってしまいました。

自分の気持ちの整理も含め、この数日を振り返っていきます。

2025年8月9日:帰宅したら猫がぐったり、足も動かない様子

食料などの買い物のため数時間外出していました。

夕方帰宅して何となく猫に目をやると、クッションのところで横になっている猫。

いつもこの場所で寝る事はあまりないなと思い「どうした」と声をかけながら触ると何やら異変が。

あまり触られるのが好きではなく、ちょっと撫でては逃げられるというのが10年ほどの日常だったのですが、逃げない。

次の瞬間、前足だけを使ってほふく前進の様に逃げだしたのだ。

もしや後ろ足が動かない?不安になり触ってみると痛そうな声をあげる。

急いで病院へ

これはまずいぞと、かかりつけの病院に電話し、緊急で見てもらう。

待ち時間の間にスマホで「猫 後ろ足動かない」などで検索していると不安になるような記事ばかりが出てくる。

どうか何事もありませんようにと祈りながら待ち続ける。

明らかにただ事ではない感じなので、確実に何かはあるのだが・・・

医師から告げられた症状、そして即入院

待つこと数十分、獣医師から告げられた症状はスマホで見た通りの血栓塞栓症

血管が詰まってしまい、後ろ足に血が行かなくなり動かなくなってしまうようだ。

またとても痛みを伴うらしい。

発症した瞬間は特に痛みがひどく、あまり痛みを感じない(感じているけど表現しない?)猫でもかなりの痛がり方を見せるようだ。

外出していたため、即座に連れていくことができなかったのが悔やまれる。

この日より入院となる。

血栓が解ける(流れる?)確率や、そもそもたすかる確率はそれほど高くないらしい。

助かったとしても、再発のケースがかなり高いようだ。

つまり猫にとって血栓症は最悪な宣告の一つでもあるのだろう・・・

酸素室に入れられ、点滴などが繋がれたぐったりした猫を前に思わず涙がこぼれる。

5日から10日ほどの入院になるとは思うといわれ、病院を後にする。

2025年8月12日:ひとまず退院しました

先生と症状や容体、今後の事などを色々とお話し、自宅に連れて帰ることに。
具体的な内容は避けたいが、慣れた自宅で過ごし通院で診察・注射で治療をしていくつもりだ。最悪の場合も自宅で他の仲間猫とともに迎えられるだろう。

足は相変わらず動かない。

ほふく前進で住み慣れた自宅内をあちこち移動する猫の姿にまた涙する。

本人がどう思っているのかは知らないが、おそらく痛みや苦しさが泣ければ全力で生きるつもりなんだろうなという気がして勇気をもらう。

泣いている場合ではない。

2025年8月13日:食事を取り始めた

まったく飲食をしなかったのだが、この日よりちゅーるを1本いけるようになった。

次の日は2本、固形のおやつも少し食べられるようになる。

水は相変わらず飲まないので、点滴で補う。

2025年8月16日:片足の一部が硬くなってきた

恐れていたことが起きた。

完全に足に血が通っていないわけではなく、多少通っているようだった足の片方がちょっと固くなってきた。

素人でもわかるくらいに表面が硬くなり、毛が抜けている。

先生も「硬くなってきちゃったか」という感じのリアクションだった。

ここから回復してくれることはあるのだろうか。

本人は元気と言うと語弊があるが、苦しそうではない感じ。

一応自分でトイレに向かい自力で用を足せている状態。

たまに補助に入るが、邪魔スンナという感じのリアクションをされる。

おそれいる。

発症から10日ほど経って

お盆連休初日に発症して、病気が病気なだけにお盆中に最悪の事態を迎えてしまうのではないかととても不安だったが、今日現在生きている。

本人も生きようとしているはずだ。

完全に猫のために手中できたので、連休で仕事が休みだったのが不幸中の幸いではあった。

今後どうなっていくのか、正直不安しかないし、その不安はこの一連の文章も表れているだろう。多分いろいろとおかしなことになっているはずだ。

自分の不安のアウトプットで気持ちの整理をするため、これからも猫との闘病生活を書いていこうと思います。