お金が貯まる習慣は“無理しない節約”から。持病や猫の治療費で気づいた日常の工夫

制度とお金のこと

日々の健康やペットの飼育・病気になった際の治療って、想像以上にお金がかかりますよね。
私も持病の通院や薬代、猫の通院費が重なって、月に数万円が出ていく日々です。
自分については障害者なので0割負担、または県外なら1割負担で後ほど清算できるためガソリン・高速費だけですが、それでもなかなか大変です。
「将来もっと悪化して仕事ができなくなったらどうしよう」「治療費が増えたら生活が回らないかも」…そんな不安を感じることが増えました。

先日の記事でも触れたのですが、YouTubeの本要約チャンネルや節約動画をいろいろ見てみたんです。みんなが共通して言っているのは「副業・節約・投資」。結局はこれに尽きる、という事です。
まずは“無理しない節約”から始めないと続かないと思い、実際にやってみたり調べてみた事を紹介します。

消耗品の節約:半分ルールでムダをなくす

最初に取り入れたのが「ティッシュ半分カット」。ソフトパックのティッシュを袋ごと半分に切って使うと、実質2倍長持ちします。手を拭く、ちょっとした汚れを取る、そういう時に1枚まるごと使う必要って意外とないんですよね。

同じ発想で、キッチンペーパーも半分サイズにしてみました。これも1回分がちょうどよくて、食器拭きや油吸いに十分。無理せず使う量を減らすだけで、買う頻度が1.5倍以上に伸びました。

洗剤・掃除用品の節約:濃縮タイプを“ちょい薄め”

最近の洗剤はどれも高性能で、少し薄めても問題なし。私は詰め替えの時に水を1割ほど足すようにしています。泡立ちも落ちにくさもほとんど変わらず、使い切りのペースがゆるやかに。

また、お風呂掃除はボディソープで代用できることも発見。皮脂汚れが中心なら十分キレイになります。専用の洗剤を減らすだけで、ストック棚がスッキリして気持ちも軽くなりました。

衛生・美容系:使いすぎを防ぐ仕組み化

たとえば歯磨き粉。今まではチューブからたっぷり出していましたが、実は“米粒2粒分”で十分なんだとか。試してみたら本当に問題なく磨けて、1本が倍もちます。

化粧水もスプレーボトルに詰め替えてミスト化。これでドバッと出しすぎを防げて、使う量が3分の1ほどに。節約というより「使いすぎ防止の仕組み」を作る感覚です。

食材・調理系:小さな工夫で食費をゆるやかに

食費は削りすぎるとストレスが溜まるので、「ロスを減らす」を意識。お米はまとめ炊きしてすぐ冷凍。これだけで電気代も手間も減って、外食も減りました。

また、ラップの代わりにお皿をかぶせるようにしています。電子レンジで温める時、わざわざラップを使わなくても、皿でフタすれば十分。ちょっとしたことですが、ラップ1本が1ヶ月以上長持ちします。

電気・水道系:使う時間と順番を意識、楽天でんきにも切り替え

電気代は「使う時間」で意外と変わります。たとえば夜中に洗濯機を回すと割安なプランもありますし、エアコンは帰宅後すぐMAXで冷やさず、弱め運転でじんわりの方が電力を抑えられます。

最近では楽天でんきにも申し込んでみました。
良くわからない事もあるのですが、デメリットもなさそうなので思い切って。
今使っている地域電力会社と比べてどのくらい安くなるかはまだ未知数ですが、ポイント還元があるぶん実質的な節約効果に期待しています。切り替えは9日からで、どの程度変わるかこれから検証するつもりです。

お風呂の残り湯も、洗濯に使うだけで1回10〜20円節約。塵も積もれば、月500円以上の節約になるはず。

考え方・習慣系:「節約月テーマ」を決めてみる

「全部頑張ろう」と思うと続かないので、私は“今月の節約テーマ”を決めています。例えば、今月は「紙ものを半分に」、来月は「電気を意識して使う」といった具合。
集中して意識すると、習慣化しやすくなり、気づけば自然と続いていけるようです。

無理しない節約こそ、お金が貯まる習慣

節約って、我慢して頑張るものだと思っていました。でも「不便にならないように工夫する」ことが、実は一番の近道でした。

もちろん「頑張ってやれる事を全力で取り組んだ方がいい」という意見もあると思いますが、自分にはやれる事からというスタンスが合うかなと思いました。

持病や猫の治療費でお金の不安を感じたことが、こうした習慣のきっかけです。焦らず、できることからコツコツと。今はまだ小さな節約でも、これが積み重なって“お金が貯まる生活”に近づいている気がします。

まとめ

  • ティッシュ・キッチンペーパーは“半分ルール”
  • 洗剤は“ちょい薄め”で十分
  • 衛生品は“出しすぎ防止”の仕組みを
  • 食材は“ロスをなくす”
  • 光熱費は“使う時間と順番”を見直す
  • そして何より“無理しないこと”

著者には申し訳ないと思いつつ、メルカリで購入…。
これから読んで参考にしていきたいと思います。

もう一冊あるようなのでそちらはちゃんと買います。