目の奥と後頭部が痛い…病院に行ったら長年悩んでいた頭痛の原因が判明した話

通院と検査のはなし

目の奥と後頭部の痛み、これって何のサイン?

夕方になると現れる、長年のつらい頭痛

6〜7年ほど前から、右目の奥の痛み後頭部〜首の付け根あたりの鈍い痛みに悩まされていました。
特に夕方以降に出ることが多く、一度始まると長引くこともしばしば。
ひどいときは早めに横になってしまうこともありました。

痛み止めやコーヒーでしのぐ日々

市販の頭痛薬や、カフェイン入りのコーヒーを飲んでなんとかやり過ごしてきましたが、
「これは本当にただの頭痛なのかな?」という不安がずっとありました。


病院に行く決意をしたきっかけは健康診断

どこに行けばいいかわからず後回しにしていた

ずっと「病院に行こうかな」と思ってはいたものの、何科にかかればいいのか分からないまま、
結局いつも後回し。頭痛って人によって原因もいろいろで、判断が難しいですよね。

医師との面談で「脳神経科」へ行ってみることに

そんな中、会社の健康診断で医師と面談する機会があり、そこでこの長年の症状を相談。
「その痛み方なら、まずは脳神経科を受診するといい」と言われ、
ネットで評判の良さそうな病院を調べて、ようやく受診に踏み切りました。


CTの結果は…まさかの頸椎ヘルニアだった

さらに「ストレートネック」も発覚

診察の流れでCTを撮ることになり、検査結果を聞いて驚きました。

なんと、診断は頸椎ヘルニア
さらに、ストレートネックであることも指摘されました。

それがどう関係するのかというと、
首まわりの神経が圧迫されることで、目の奥や後頭部に痛みが出る可能性が高いとのことでした。

脳の病気じゃなかったけど安心できない現実

正直、最初は「脳に何かあったらどうしよう」と怖かったので、
そうではなかったことにひとまず安心しました。

でも、ヘルニアとストレートネック
これはこれでしっかり向き合わないと、と思わされる診断でした。


処方された薬と、これからのこと

腎臓の都合で使える薬に制限があった

腎臓移植済みの私。
腎臓の状態や飲んでいる薬などの関係で、本来この症状に対して出す薬は避けた方が良いとの事でした。
そのため、今回は塗り薬タイプの鎮痛薬と、痛み止め(内服)を処方してもらいました。
ともに腎臓には影響がないものです。

医師にも「腎臓のことを考えて処方しておきますね」と気遣っていただき、ありがたかったです。

今後はストレートネックの改善も目指したい

ストレートネックは、現代人に多いとされる姿勢の問題。
改善には日常的な姿勢の見直しや、簡単なストレッチなどのセルフケアも重要だそうです。

今回の診断をきっかけに、「とりあえず薬でごまかす」のではなく、
根本から改善していけたらいいなと思っています。


人生初のMRI検査へ、年末に挑むことに

「一度は撮ってみてもいいかも」と先生から提案

診察の最後に先生から「MRIはこれまで撮ったことがありますか?」と聞かれ、
「ないです」と答えると、「せっかくだから一度撮ってみるのもいいかもしれませんね」とのこと。

精密に見てもらえるなら、とその場で予約を入れて帰宅しました。

少し緊張しつつ、12月末に予約を入れました

というわけで、年末に人生初のMRI検査を受けてきます。
狭い空間や音の大きさなど、初体験ゆえにちょっとドキドキですが、
ここまで来たらしっかり調べておこうと思います。


おわりに:原因がわかるだけで、心が軽くなることもある

今回の一件で感じたのは、
もっと早く病院に行っておけばよかった」という、ありきたりだけど本音のひと言。

どこに相談すればいいのかわからないと、
どうしても後回しになりがちですが、健康診断の場や身近な医師との会話から一歩踏み出せることもあるんだと実感しました。

頭痛や目の奥の痛みに悩んでいる方へ。
自分のケースが全ての人に当てはまるわけではありませんが、
「何かおかしいな」と思ったら、無理せず専門医に相談してみることをおすすめします。