ソファで寝る生活を続けていたら…なんだか体調が悪い?猫と私の“寝場所”の話

暮らしの工夫いろいろ

ソファで寝るようになって、なんか変?

ここ数カ月、私はずっとソファで寝る生活を続けています。
きっかけは、愛猫の体調不良。元気がない日が増え、お気に入りの場所だった炬燵の中にこもるようになったのです。

その炬燵はリビングにあり、しかもソファのすぐ近く。
寝室とは離れていて、万が一なにかあったときに気づくのが遅れてしまいそうで…。それが心配で、猫のそばで寝ようとソファに寝場所を移したのが始まりでした。

でも、しばらくしてからふと気づきました。

「あれ、なんか体が重い…?」
「寝たはずなのに、疲れが取れていないような…?」

これはさすがに何かあるのでは?と思い、“ソファで寝る”って実際どうなのかをちゃんと調べてみることにしました。


ソファで寝るメリットってあるの?

まずは良いところから見てみましょう。
実際、リラックス目的や仮眠としてソファを使っている人は多いです。

✔ そのまま寝落ちしやすいリラックス空間

テレビを見ながら、スマホをいじりながら、読書をしながら……気がつけば寝てた。
これ、ソファあるあるですよね。
背もたれに包まれて、クッションに体を預けると、ついつい安心して眠くなる。

“寝に行く”というより“寝てしまう”感覚が、心地よさのひとつかもしれません。

✔ 仮眠やうたた寝にはちょうどいい

ソファは「しっかり寝る」より「ちょっと休む」用途にピッタリ。
ちょっと横になるだけでも気持ちが切り替わったり、疲れが和らいだりします。

来客時などに寝室を使えないときにも便利ですよね。


でも長時間寝るのはやっぱり問題ありかも…

ただ、何日も何週間も、毎日ソファで寝る生活を続けてみると、やはり違和感がありました。
具体的にどんなデメリットがあるのか、いろいろなサイトや体験談を参考にしてみた結果、以下のような点が気になりました。

✘ 寝返りが打てないと体が固まる

ソファって基本的にベッドよりも幅が狭くて、寝返りを自由に打てません。
その結果、体重が一部に集中してしまい、体がこわばって痛くなることがあるそうです。

実際私も、朝起きたら肩や腰が重だるくて、「寝たのに疲れてる…」という日が増えていました。

✘ 寝姿勢が悪くなりやすい

ソファは背もたれや肘掛けがあるぶん、体を真っすぐ伸ばしにくいんですよね。
寝ている間に足が落ちたり、首が変な角度になったりと、自然な姿勢をキープしづらいのが難点。

こういうのが地味に体にこたえるんです…。

✘ 熟睡できていないかも?

どうやら、体に負担がかかっていたり、姿勢が悪い状態だと深い眠り(ノンレム睡眠)に入りづらいらしく、
「一応寝たけど、なんか眠りが浅かった…」という感覚につながるんだとか。

この“熟睡感がない”という状態、ほんとつらいです。
目覚ましより早く起きちゃうし、何より日中のパフォーマンスが下がる感じがする…。


猫と暮らす中で見つけた、寝場所問題のバランス

もちろん、ソファで寝ていたのは猫が心配だったからなんです。
病気をしてからというもの、お気に入りの炬燵の中にこもりっぱなし。
そこで過ごす彼の様子を少しでも見守っていたくて、「ベッドに行くよりソファのほうが安心できる」と思っての選択でした。

それ自体は後悔していません。
でもやっぱり、自分の体がしんどくなると、気持ちにも余裕がなくなるんですよね。

冷静に考えると、私が体調を崩したら猫の世話もちゃんとできなくなる
そうなってしまっては本末転倒です。


これからは「自分も大事に」することにしました

というわけで、しばらく続けていたソファでの寝落ち生活はいったん見直すことにしました

夜はしっかりベッドで寝て、日中や夕方はできるだけ猫のそばにいてあげる。
夜中に気になるときだけ様子を見に行く。それでも遅くはないはず。

猫と一緒にいられる時間を大切にしたい気持ちはそのままに、
自分自身の体調や暮らしのバランスも整えていく
そんな方向でやっていこうと思います。


まとめ:ソファは“くつろぎ”の場所、眠るならやっぱりベッドで

  • ソファでの仮眠やうたた寝はリラックスできて気持ちいい
  • でも長時間眠るには、寝返りや姿勢の面で体への負担が大きい
  • 深い眠りがとれず、疲れが残ることもある
  • 看病や介護などの事情があっても、自分の健康をおろそかにしない意識が大切

「ちょっと体が重いな」「寝ても疲れが取れないかも?」と思ったら、
寝る場所を変えてみるだけで改善する可能性もあります。

そして、私のように「猫のそばで寝たい」と思っている方も、
無理は禁物。自分が元気でいられることが、いちばんの看病になるんだと、あらためて感じました。