腎移植後は定期的な通院が必須です。
今回は、私が実際に通っている病院での体験をもとに、
リアルな通院コストと、利用している制度についてまとめてみました。
これから移植を受ける方、移植後の生活が始まる方の参考になればうれしいです。
私の通院ペースはこんな感じ
2018年、退院してすぐは様子見もあって、2日に1回くらいのペースで通院していました。
その後は少しずつ感覚が空いていったと記憶しています。
1週間に1回 → 半月に1回 → 月1回…と減っていき、
だいたい1年くらい経った頃から2ヶ月に1回のペースに。
今ではその2ヶ月に1回の通院が完全に日常のルーティンになっています。
通っている病院と、交通手段の話
もともとは新宿にある病院で手術・通院をしていました。
ですが病院側の事情で、2020年ごろから板橋の病院へ通院先が変わりました。
私は東京外に住んでおり、どちらも車で通っています。
電車ではなく車を選んでいる理由は、
- 朝の満員電車が体力的につらい
- 感染対策の面でも車の方が安心
- 位置的にむしろ時間がかかってしまう
- 高速代に「障害者手帳のETC割引」が使える
…などがあります。時間や安心感を考えると、車がベストでした。
実際にかかっている費用まとめ
通院にかかるお金、私の場合はこんな感じです:
- ガソリン代
- 高速代(障害者割引で半額程度)
- 駐車場代(病院提携を利用しているので:実費としてはかかっても200円ほど)
- 食費(1,000円くらい・気分転換も兼ねて外食)
- 医療費(薬代含む) → 詳しくは次で!
医療費はゼロ円じゃない…県外通院の落とし穴
私は住んでいる県内の医療機関なら、医療費の自己負担は0割(=実質無料)になります。
これは障害者手帳+医療費の助成制度によるもの。
ただし、県外の医療機関に通う場合は特定医療費(自立支援医療制度)の利用で1割負担になります。
私の場合も、通っている病院が県外なので毎回1万円の上限で費用が発生します。
- 病院代:約2〜3千円(診察・検査の内容により変動)
- 薬代:約7〜8千円(1万円から病院代を引いた額です)
- 合計:自己負担上限の1万円
※この「自己負担上限額」は、申請時の条件によって変わるため、詳しくはお住まいの自治体のサイトなどで確認をしてください。
障害者手帳を作ることになった時や、移植手術を行う時など、要所要所で病院からも説明があると思います!
県外通院負担分の払い戻しの流れはこうなっています
県外通院の場合に発生した1割負担(上限あり)ですが、以下の手順で払い戻し(という言い方が正しいのかアレですが・・)ができ、結果的に実質0割負担となります。
- いったん病院で1万円を現金またはカードで支払い
- 病院や薬局など1割負担で払った領収書を持って、自分が住んでいる市役所へ提出(障害福祉課など)
- 申請が通ると、翌々月末くらいに銀行振込が行われます
都道府県・病院などにより少し流れが違うかもしれませんが、私の場合はこのような形です。
車通院にしている理由と工夫していること
電車で行けば安く済むかもしれませんが、
体調・感染対策・時間効率を考えると車通院が合っていました。
ETC割引が適用されるのもありがたいところです。
(※障害者手帳による高速料金の割引制度)
通院の予約は2ヶ月に1回なので、忘れないようにカレンダーアプリや手帳にすぐメモ!
スケジュール管理も意外と大事なポイントだったりします。
ちょっとした楽しみとしての通院
行って、検査して、薬をもらって…で1日が終わるとちょっと疲れるんですが、
「せっかく街に出たんだから」という気持ちで
そのまま近くをブラブラして、“孤独のグルメ”気分でごはんを楽しむことも。
「次の通院ではあそこの定食屋にしようかな〜」と考えながら帰るのも、
ある意味、自分なりの通院スタイルです。
まとめ|通院費用も、制度も、うまく使って楽しく
「医療費はタダでしょ?」というイメージがあるかもしれませんが、
実際は交通費や食費、そして県外通院による自己負担など、
地味にお金がかかるのがリアルです。
とはいえ、うまく制度を使えば負担を抑えることはできるし、
通院を“ちょっとした外出”として楽しむ工夫もできる。
そんなふうに、自分らしく通院生活と付き合っていけたらいいなと思っています。
ちなみに、障害者手帳は医療費の助成以外にも活用できる場面があります。
たとえば、映画館での割引もそのひとつ。
私が実際に使ってみた体験談もあるので、よかったらこちらもどうぞご覧下さい。
障害者手帳があれば映画が割引に!移植後に知って得した制度