ブログを運営していると、記事がインデックスされないという悩みに直面することがあります。今回、私もまさにその状況に陥り、2つの記事がいつまで経ってもインデックスされないという事態になりました。
さらにサーチコンソールによるとインデックスどころかクロールすらされていないことが判明。他の記事もインデックスされていないものがチラホラとありました。
全記事ダメであればペナルティやwordpressの設定でクロールオフにしているとかだと思うのですが、そんな事はないサイトです。特定の記事だけがなぜ…?
検索しても「新規サイトがインデックスされない」や「サイト全体がインデックスされない」といった事例は見つかるものの、特定の記事のみがインデックスされないという情報はなかなか見当たりません。
そこで、いろいろ調べて試行錯誤した結果、カテゴリ名が原因なのでは?といった結論に至りました。この記事では、同じようにインデックスされない悩みを抱えている人に向けて、私が行った解決策をシェアできればと思います。
状況:インデックスされない記事の共通点
まずインデックスされない記事には、いくつかの共通点がありました。
- 該当記事は kidsawa.com/buy/xxxx と kidsawa.com/buy/yyyy というURLで、「buy」カテゴリに属していた。
- 「buy」は、買い物系の記事を書くために作ったカテゴリ。
- 同時期に書いた他カテゴリの記事は、正常にインデックスされている。
- 過去記事にもいくつかインデックスされていないものがあり、それらもbuyカテゴリである。しかし、記事によってはbuyでもインデックスされている。
「buy」カテゴリにした記事の多くがインデックスされないという状況に疑問を抱きました。
試したこと①:カテゴリ変更であっさり解決
さて、いろいろ試していこうと思ったのですが①であっさり解決です(笑
カテゴリ名が原因なのかを調べるため、試しにカテゴリを「buy」から「life」に変更してみました。
- kidsawa.com/buy/xxxx → kidsawa.com/life/xxxx
- kidsawa.com/buy/yyyy → kidsawa.com/life/yyyy
「life」は、生活に関するアレコレを書くために作ったカテゴリです。
カテゴリを変更してから、サーチコンソールでクロール依頼をし待つこと数時間。
なんと、あっさりと2記事ともインデックスされました!
「buy」カテゴリに属している時は、2週間以上待ってもクロールされなかったのに、カテゴリを変えただけでインデックスされるとは。
んなことあるの・・・?
原因:buyカテゴリがインデックスされない理由
「buy」というカテゴリ名がインデックスされない原因ではないかと考え、「そんなことあり得る?」とChatGPTに相談してみました。
ChatGPTの回答
ChatGPTの回答は、「あり得る」 でした。
- 「buy」や「shop」などの単語は、スパム系サイトやアフィリエイト目的のページと認識されやすい。
- 特にGoogleは、低品質なアフィリエイトサイトを避けるために、これらのカテゴリ名を含むURLをクロールしないことがある。
- インデックスされないだけでなく、そもそもクロールすらされない場合もある とのこと。
実際、今回のケースでは「buy」カテゴリのURLはクロールされていませんでした。
嘘や適当なことをドヤ顔で言ってくる事もあるAIさんなので完全に鵜吞みにはできませんが、まぁ言われてみれば「ごもっとも!」といった感じではあります。
解決策:カテゴリ名の見直しと対策案
「buy」カテゴリ名が原因でインデックスされない可能性が高いと分かったため、今後の対策を検討しました。
さてChatGPT先生、私はどうしたら良いでしょうか?と尋ねたところ、今後の対策も提案してくれました。
1. カテゴリ名の変更
buyからの変更をオススメされたので、以下の通り設定を行いました。
- 「buy」から「shopping」に変更。
- 「shopping」はスパムと誤認されにくいと判断。
2. カテゴリを使用しない URL 設計
さらにこのような事も教えてくれました。
「GoogleはURLの階層が深いほど重要度が低いと判断することがあるため、トップレベルに配置することでクロール頻度が上がる可能性があります。」
- 階層は浅い方がSEOに有利との事らしいので、カテゴリ名をURLに含めない設計に変更。
- kidsawa.com/%postname%/%postname%/ から kidsawa.com/%postname%/ に変更。
※/%postname%/に変更・保存すると自動的に「投稿名」が選択されます。当然っちゃあ当然。 - kidsawa.com/%postname%/%postname%/ へのアクセスは、kidsawa.com/%postname%/ にリダイレクトされる設定。

これでひとまず設定は終了。
今後は不具合が発生しないか様子を見守りつつ、問題があれば都度対応するようにしたいと思います。
3. その他の対策
今回はカテゴリ名変更で解決しましたが、他にも一応この辺も確認・対応しておいた方がよさそうですね。
- サーチコンソールで手動でインデックス登録をリクエストする。
- noindexタグ が誤って設定されていないか確認。
- robots.txt でクロールを拒否していないか確認。
- コンテンツの重複や薄い内容がないかを見直す。
まとめ:カテゴリ名とURL設計に要注意!
今回の経験から、「buy」カテゴリ名が原因でインデックスされないことがある ということを学びました。
特に、スパム認識を避けるためにカテゴリ名の選定は慎重に行う必要があります。さらに、URLの階層が浅い方がSEOに有利 という情報も役立ちました。
もし同じような悩みを抱えている方がいれば、この記事が参考になれば嬉しいです。
今後は、SEO対策の一環としてカテゴリ名とURL設計に気をつけながら、ブログ運営を続けていきたいと思います。